2016年3月17日木曜日

銀瓶の仕上げに関して


皆様こんにちは。

本日は銀瓶の仕上げ関してご紹介します。

銀の作品には「仕上げ」の方法がいくつかあります。今回はその中で「古美仕上げ」に関して触れたいと思います。

古美仕上げ、いぶし仕上げとも言われ、硫黄との化学反応で表面自体を黒く艶のない感じに仕上げる事を指します。そうする事で、古くアンティーク調になり、ほかの箇所とのメリハリも出て、美しさが更に増します。



Good afternoon!

We would love to introduce about ‘finishing’.

Silver artworks has some types of finishing. ‘Furubi shiage’ is one of them.

Furubi meanings old and beautiful. Silver and sulphur undergo chemical reaction, therefore the colour becomes mat black which looks like an antique also it gives a beautiful impression.



大家午安.

今天我為你們介紹一下銀瓶的加工.

製作銀瓶有幾種加工的方式.這次介紹的是「古美仕上げ」.經由硫磺跟銀的化學結合,表面的顏色就變成又有骨董風格又神祕美麗的無光澤的黑色.




-京都瑞鳳堂

 Kyoto Zuihodo

 http://www.zuihodo-kyoto.com/


古美仕上げの霰模様の湯沸です。銅とほかの部分の仕上げが違う事でメリハリが出るため、銀本来の美しさだけでなく、古美仕上げの部分の独特な温かみのある別の表情が味わえます。

こちらは古美仕上げの立筋紋の湯沸です。筋の部分を後から叩き出すため、そこだけ白く浮き上がって見えるのは手作りならではの繊細さが垣間見えます。

こちらは一般的な仕上げの横筋紋の湯沸です。上の2作品と違って銀そのものの光沢や、色味を楽しむことが出来ます。好みにもよりますが、どちらも銀瓶の世界ではスタンダードな仕上げでございます。

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