こんにちは。今日は本当に寒いですね。風が吹くたびに轟音が鳴り響いていて少し怖かったぐらいです。風邪をひかないように、くれぐれもお気を付けくださいませ。
それでは、作品の紹介をいたします。
本日ご紹介いたしますのは銀瓶「大網目模様」でございます。
大きな網目模様が胴部分に施されております。
魚のうろこのようにも見えるこの大網目模様、やはり島国日本では漁というのは生きるために必要なもので、その漁で使用される網と言うのは漁師ひとりひとり大切に何度も何度も補修を繰り返しながらも使ってきたものです。
この銀瓶「大網目模様」も同じでございます。職人が何度も何度も試行錯誤を繰り返しながら納得がいくまでこの美しく勇ましい大網目模様を打っていきます。直線を打つには同方向からではなく、反対からも打たなければ綺麗な直線模様が出てこないのです。すべてにおいて機械に頼らず手で作るからこそ成せる業であり、熟練の職人だからこそ作り出せるのです。
是非一度京都瑞鳳堂へ作品をご覧にいらしてください。
京都もかなり寒さが増してまいりましたが、ギャラリーの中を暖かくしてお待ちしております。
また、コメントや、ご質問も随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にお寄せくださいませ。
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