皆様、こんにちは。
本日は作品のご紹介をいたしますが、今回は今までの作品とは違い、急須をご紹介したいと思います。
網代紋でございます。「あじろ」と読むのですが、竹細工などでよく使われる技法に「網代編み」と言うのがございます。まさにこの網代紋と同じ模様で、交互に編み込んだ技法で、素材の美しさを楽しむことの出来る技法のひとつです。
「網」は「あみ」、「代」は「代用する」などの言葉にあるように「かわり」を意味し、 「網代」の名は、魚を捕る為に川に立てた、竹や木を組んだ網状の仕掛けに由来するそうです。
一枚の銀片から溶接などを一切せずに丁寧に形を作り、この美しい網代模様をひとつひとつ丹精を込めて打ち出した逸品です。
こちらの作品は珍蔵品と申しまして、傑作のひとつとして取り扱っております。
取手部分は象牙でできており、現在では入手も大変困難ですし、網代模様も時間や労力が何倍もかかるもので、それだけ特別な作品という事なのです。
現在京都瑞鳳堂では網代紋は一点のみ展示がございます。今後は制作を予定しておりませんので、なくなり次第販売終了となりますので、ご覧になりたい方もしくは購入ご希望の方は是非一度京都瑞鳳堂まで足をお運びください。
全体的に小ぶりな作りですが、美しさはひときわ輝いております
中の様子はこのようになっております。模様は中からもしっかりうかがえます
特徴的な網代模様。丁寧に模様が施されております